挨拶にちゃんと返事をして、Tシャツの裾を引っ張ってポールの下から出すと、、Trentは少し身を屈めるようにした。頭が近い。
何と言葉を発すればいいか判らず、サインをするTrentの手元を見詰めながら、『あなたがここにこうしていることが信じられない』と、私はただ独り言のように小さく呟いていて…きっとTrentには聞こえていなかったに違いない。
でも、それが実感だった。
客席から「生きている」ことを確認できるだけで充分だったのに、「あそこ」でも「そこ」でもない、「ここ」にいる。
そんなTrentと話が出来るだけで…もう…、とそればかり思って自分の順番が来るのを待っていた。
でも、実際に向かい合い、どうにかして話を繋ぐつもりだった私の口から次に出た言葉は。
『Hugしてもらえますか?』。
あああああ、普通に言った、サラッと言ってしまったよ、恐れ多いよ。
そんなことはついさっきまで露にも思っていなかったのに。のに。
でも、私の番が来るまでの間に2-3人居たから、いいかなー…と(結果、私の後の順番の人たちはかなりHugしてもらっていたようで(笑))。
完全に本気で舞い上がっていたら、きっとそんなことは言えていないし、やっぱり夢だから言えたんだろうとミーグリ終了後には思ったけれど。
Trentはやっぱり「至って普通」に、『いいよ』と両手を広げてくれた。『汗かいているけど』と言いながら。
伝わってきたのは、懐の深さ、あったかさ。
筋肉(笑)、頬や髪に触れた髭と汗。
お願いした時の私は「言ってしまった」とは露ほども思わず、全く躊躇せずにHugしていたのだけれど、その後一気に恥ずかしくなってしまい、もごもごしながら『ずっとSupportしています』などというもっと他に言い様があっただろうというような締めくくりの言葉を告げて、笑顔で『ありがとう』の返事を聞きながらまた急激に緊張し出して、どんどん赤面していってしまったのだった。
自分の順番を終え、フラフラとしながら、もつれる足をどうにか交互に前に出す。
そして、フロアから出ようという辺りで一度振り向き、再度Trentを心におさめた。
何と言葉を発すればいいか判らず、サインをするTrentの手元を見詰めながら、『あなたがここにこうしていることが信じられない』と、私はただ独り言のように小さく呟いていて…きっとTrentには聞こえていなかったに違いない。
でも、それが実感だった。
客席から「生きている」ことを確認できるだけで充分だったのに、「あそこ」でも「そこ」でもない、「ここ」にいる。
そんなTrentと話が出来るだけで…もう…、とそればかり思って自分の順番が来るのを待っていた。
でも、実際に向かい合い、どうにかして話を繋ぐつもりだった私の口から次に出た言葉は。
『Hugしてもらえますか?』。
あああああ、普通に言った、サラッと言ってしまったよ、恐れ多いよ。
そんなことはついさっきまで露にも思っていなかったのに。のに。
でも、私の番が来るまでの間に2-3人居たから、いいかなー…と(結果、私の後の順番の人たちはかなりHugしてもらっていたようで(笑))。
完全に本気で舞い上がっていたら、きっとそんなことは言えていないし、やっぱり夢だから言えたんだろうとミーグリ終了後には思ったけれど。
Trentはやっぱり「至って普通」に、『いいよ』と両手を広げてくれた。『汗かいているけど』と言いながら。
伝わってきたのは、懐の深さ、あったかさ。
筋肉(笑)、頬や髪に触れた髭と汗。
お願いした時の私は「言ってしまった」とは露ほども思わず、全く躊躇せずにHugしていたのだけれど、その後一気に恥ずかしくなってしまい、もごもごしながら『ずっとSupportしています』などというもっと他に言い様があっただろうというような締めくくりの言葉を告げて、笑顔で『ありがとう』の返事を聞きながらまた急激に緊張し出して、どんどん赤面していってしまったのだった。
自分の順番を終え、フラフラとしながら、もつれる足をどうにか交互に前に出す。
そして、フロアから出ようという辺りで一度振り向き、再度Trentを心におさめた。
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