ダリ回顧展とベルギー王立美術館展。

October 12 [Thu], 2006, 23:59
物凄い混み様だと聞いていたので、プーのうちに平日を狙って行って来ました。
上野の森美術館で開催されている、「ダリ回顧展」。
展示物等、詳細については、ネタバレになるし、敢えて感想も述べません。
ただ、あるカップルで来ていた女性が「荒木彦麻呂みたいだね」と言っていたのを聞いて、大爆笑しそうになったということだけお伝えしておこうと思います(笑)。一応注釈を…正しくは「荒木飛呂彦」です…私の(心の中での)ツッコミの3秒後に彼女の彼が小声で恥ずかしそうに言っていましたよ…。

で、久々に上野の森美術館に向かった訳です、比較的空いているであろう日と時間帯を狙って。
平日の午後…それでも混んでた(涙)。
チケット売り場のスタッフの多さを観ても、この展覧会が大盛況であることが判りました。
自分のペースでで観ることが出来ないくらいの混雑具合で、でも土日祝日はもっと大変なんだろうなと要らぬ心配をしたり。
先月下旬に行った「ベルギー王立美術館展」の倍の人数は居たなあ。
1月4日迄にどうにか平日の時間を見つけて、もう一度行くつもりです。
1回目は、音声ガイドも何も一切無いフラットな状態で、「感じる」ことを優先。
2回目は、1回目に買った展覧会ガイドブックを読んだ上で、もう一度。
という観かたをしているので。

「ベルギー王立美術館展」は、あと2回くらい行くかもしれません。
長崎からまた東京に戻ってくるけど、展示数が減るようなので、12月10日迄にあと1回…いや、もっと、あと何回か行くかも。
マグリットの「光の帝国」を観たいが為に。
一番好きな絵画であるこの絵は、Bunkamura・ザ・ミュージアムで2002年に観て以来。
毎回「もう死ぬまでこの絵を生で感じることができない」という気持ちで向き合っています。
全てがそうなのでしょうが、この絵は特別。
詳細なこの絵本来の解釈は割愛しますが。
初めてこの絵を教科書で観た中学生の頃から、個人的な思い入れが物凄くあるのです。特に何か事件などがあったという訳ではないけれど。
この絵を前にすると、自分の全ての「現在・過去・未来」や「生と死」といったものが、そのビジュアルを通して「漠然としていながらも顕在化」するのです。
この絵と向き合うことが、自分と向き合うことにもなっていて…。
やっぱり、Bunkamuraで観た前回同様、本物を観て泣いてしまいました…。

「ベルギー王立美術館展」では、「光の帝国」を始めとしたマグリットのエリアで何十分も時間を忘てしまい、国立西洋美術館の通常展示をまともに鑑賞することができませんでした。
今度はOPENから1日かけ、それも合わせて観るつもりです。

眼と脳、そして心の筋肉痛状態になるので、かなりぐったりしています。
今日も、分厚いガイドブックを読む前にチラッと観るつもりだった、アトレ上野発行の情報パンフを手にしたまま数時間も気を失って(=爆睡して)いました…。

で、木曜の日付で金曜の朝7時に回らない頭で日記を打っています(笑)。
長くなっちゃったなあ。
字数制限に引っかかるかな?
眠い…眠らなくては。
おやすみなさい。

ベルギービールを飲みながら、マグリットを思った夕べ

August 18 [Sun], 2002, 0:00
行って来ました、「マグリット展」。
約100点近くの絵画が展示されていました。
どの絵ももう二度と観ることが出来ないかもしれない、という気持ちで真剣に観賞してきました(実際その可能性は高いですから)。
これまで繰り返して何度も画集で観ていた絵画を、実際に目にすることが出来て本当に倖せでした。中には初めて観る作品もあり、いずれも胸躍らせながら見入っていました。

それにしても、やはり「ホンモノ」。
色彩の鮮やかさ、キャンバスの質感や油絵の具の厚みに至るまで、「印刷物」とは明らかに違っていました。
それについては言うまでもなく、本物を観ることは、その絵を更に「三次元」で体験することができます。
つまりは「マグリットの息づかい」や「絵の醸し出す空気」のようなものを。
勿論、素晴らしい作品であればあるほど、本などを通しても伝わってくるものなのですが。
「時空を超えて伝わってくるもの」の歴然たる差に、ただ驚くばかりでした。

このサイト名の元になっている『心の琴線(英題:The Heartstring)』を観賞した時には嬉しくて、つい顔が笑ってしまいました。画集で観たよりも、ずっと淡い色調。グラスの上に載った美しい雲にただただ見とれていました。
それから、死ぬまでに一度は観たいと願っていた『光の帝国』シリーズの絵を鑑賞することができたのも感激でした。この絵が一番好きです。暗闇の建物の中に灯る明かりと、雲を浮かべた青空。どれだけの時間この絵を見詰めていたか覚えていないくらい・・・時を忘れるというのはこういうことをいうんだ、と久々に実感しました。

途中途中に、マグリットの言葉の数々も紹介されていたのですが、その中で最も印象に残ったのは・・・。
ああ、正確に覚えていない・・・言葉通りに伝えなければ意味がないですね(涙)。
25日の最終日までにどうにかもう一度行くつもりですので、しっかりメモをとってきます(涙)。

マグリット展を後にして、【デュマゴ パリ】で、「マグリット展」開催記念メニューの一つである【ソーセージの盛り合わせフラドポテト添え+ベルギービール】をいただき、マグリットの世界に浸っておりました。
次に行く時はワインかベルギーワッフルのセットだな・・・迷うなぁ・・・。
え?本来の目的?観賞ですよ、観賞!(笑)

満たされたのは、おなかよりもココロ、でしたから。
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